和泉橋は秋葉原の駅を東に出て神田川を渡る橋です。江戸時代に藤堂和泉守の屋敷の前の通りに架かっていたことから、この名がついたそうです。その屋敷は、神田川の北側、No.125の和泉公園がある神田和泉町にありました(屋敷そのものは公園よりも少し西側にあったようですが)。
千代田区役所の資料には、この和泉橋の南西に児童遊園があると出ているのですが、長らくどこなのかよくわかりませんでした。
ところが、このブログを書くようになって関東大震災からの復興橋梁に付帯してつくられた橋詰広場が、現在は児童遊園として管理されている例を多く見てきたことで、やっとどこが和泉橋南西児童遊園なのかわかりました。
ここです!和泉橋の南西すぐ! 歩道と建物との間!!
一見するとただの自転車置き場ですが、よく見ると上の写真の左隅に「公園利用の注意」看板があります。また自転車置き場はあくまで「岩本町臨時自転車駐車場」と名乗っており、いつでも児童遊園に戻る気はあるようです。
しかし、ここで子供が遊んでいたら、大人は声をかけてあげた方が良いでしょう...
(2012年11月訪問)
【2014年2月追記】
もともとの記事を書いた時点では、「公園利用の注意」看板や「臨時自転車駐車場」を正面から撮った写真がなかったので、撮り直した写真を追加しました。
注意看板を見れば、ここが公園であることは明らかです。
駐輪場も、あくまで「臨時」だと名乗っています。
それと、敷地内に建てられている国旗掲揚台の写真も追加しました。
陸軍の星、海軍の錨、そして剣と盾をあしらったシンボルマークがあり、在郷軍人会が建てたものとわかります。
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