神戸市の東の端にあたる深江地区。旧字の深江町字見附にあるのが見附公園です。
住居表示が進むと字名はどんどん消えていく運命にありますが、この付近では公園、バス停、マンションの名前などに「見附」が残っています。
もっとも、なぜ「見附」なのかはよく分かりません。深江地区自体が、江戸時代には「深い入り江」の漁村だったと言いますので、このあたりに魚や船の見張りをする施設が置かれていたのかも知れません。
公園は、広場の周りにブランコ、滑り台、鉄棒、揺れる動物などの遊具が少し並ぶだけの小公園ですが、周りからの見通しがよく使いやすいのか、多くの子供で賑わっています。
四周を道路に囲まれているのですが、南側のマンション側の道路だけ、いつも車止めがしてあって自動車は通れなくなっています。おそらく通過交通を減らして公園を安全に使えるようにするための措置だと思うのですが、これのお陰で道路一本分が、公園と一体的に使えるようになっています。
自転車の練習をする子供なんかに、意外に良いかもしれません。
(2012年5月訪問)
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