この付近を流れる儀保川が数十メートルの区間だけトンネル化されており、そのトンネルの上部に設けられています。おそらく治水工事でできた上部空間の有効活用として整備されたのではないかと想像します。
そういう立地なので、細長い敷地の片側に遊具を集め、残った部分を広場にしています。遊具はブランコ、滑り台、鉄棒、揺れるラクダ、遊動円木などがありました。
しかし、もともとあまり使いやすい形状ではありませんし、おそらく周辺の人口構成も変わってしまって遊具を使う子供も減ったのでしょう、全体的に荒れ気味で、いささか寂しい公園になっています。
上之橋側から公園のほぼ全景 |
公園のすぐ横には首里城から浦添へと通じる宿道の橋(上之橋)が架かっており、そのほかにも首里の町は複雑な地形に張り巡らされた細道・坂道・路地に色々と面白い歴史資源、文化資源が散在している場所なので、いっそ町歩きの人向けの休憩場所として再整備するくらいの方が良いように思いました。
草の生えた砂場が寂しい |
(2012年4月訪問)
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